病気？ストレス？食欲不振と吐き気の原因で考えられる４つのこと！

食欲不振 吐き気

 

食欲不振に更に吐き気が伴う症状があると、何も手につきませんし一日を過ごすことがつらいですよね。

 

食べなきゃいけないのに空腹感もなく、ただ不快な症状しかないというのは厄介です。

 

では、食欲不振に吐き気が伴った場合、どのような原因が考えられるのでしょうか？

 

ここでは、食欲不振と吐き気の原因で考えられる４つのことについて紹介してきます。

 

 

１．「胃腸疾患」･･･食欲不振と吐き気はどんな病気が考えられる？

 

食欲不振 吐き気

 

食欲不振に加えて吐き気に悩まされる場合は「胃腸疾患」のおそれがあります。

 

食欲不振だけなら少し様子見ぐらいで良いのですが、吐き気が加わるのは消化器官に何かしらの異常があるのかもしれません。

 

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消化器官の中でも特に胃腸は外部からの刺激に弱い性質を持っています。

 

外部からの刺激というのはストレスがほとんどです。

 

ストレスに胃腸が弱いというのは皆さんもご存知でしょうが、胃疾患は胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどが挙げられ、現代社会のようなストレスが常にかかる場合では誰もがなりうるものです。

 

これらの病気になると、胃酸過多傾向になり体内が酸性状態になることで食欲不振と同時に吐き気がヒドくなってしまうのです。

 

 

２．「二日酔い」･･･食欲不振と吐き気はなぜ起こる？

 

食欲不振 吐き気

 

お酒を飲む機会が多い人は、飲みすぎた翌朝に訪れる二日酔いに悩まされるのではないでしょうか。

 

起き上がるのもツラく、頭痛や胸やけがヒドいのでその日１日を過ごすことが大変になってしまいます。

 

二日酔いの主な症状として吐き気や食欲不振があります。

 

アルコールは体内に入ると、肝臓で分解されてアセドアルデヒドと呼ばれる毒素になります。この毒素は血液中に入り込み、体全体へと巡ります。

 

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アルコールを分解する過程で胃腸が炎症を引き起こし、アセドアルデヒドが胃酸過多にさせてしまうのです。

 

このように、二日酔いは炎症と胃酸過多のダブル作用によって食欲不振と吐き気が襲ってくるのです。

 

症状がヒドい場合はアルコール性肝炎も考えられ、これは軽い症状の人から重い人まで様々です。

 

嘔吐や吐血、意識障害、腹水などが現れると重症化と判断され1ヵ月後には死亡するケースもあるほどです。

 

飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

 

 

３．「不規則な生活習慣」で食欲不振と吐き気が起こるメカニズム

 

食欲不振 吐き気

 

健康的な生活を送っていれば、自然と空腹になるものです。

 

空腹感を感じず食欲も沸かないとしたら何かしら体に異常が発生していると考えましょう。

 

食欲不振だけでなく、吐き気がある場合は胃腸に負担をかけているのかもしれません。

 

もしかしたら生活習慣が乱れていませんか？

 

適度な運動をしていなかったり、睡眠不足が慢性的になっていたり、さらには偏った食生活をしていたり･･･思い当たることはありませんか？

 

こうした生活習慣の乱れは自律神経に影響してしまう要因となります。

 

空腹感も眠気が訪れるのも全ては自律神経が正常に動いているからです。

 

自律神経の乱れは、食欲不振や吐き気、倦怠感などを引き起こしますので、まずは生活習慣を見直す必要があるでしょう。

 

 

４．「妊娠中のつわり」･･･食欲不振と吐き気はいつまで続く？

 

食欲不振 吐き気

 

妊娠中の女性のほとんどが経験する「つわり」も食欲不振と吐き気を伴います。

 

妊娠3ヶ月ぐらいから始まり、ヒドい場合には入院することもあります。

 

体が赤ちゃんを育てるための準備期間に入っているため、体に変化が起きている証なのです。 

 

安定期に入るころには落ち着いている場合が多いので、そのときまでは我慢をするしかないでしょう。

 

つわりは個人差がありますが、朝起きたら軽い食べ物を口に入れると治まるという人もいます。

 

さらに妊娠中は普段よりも眠くなりやすいので、眠気が襲ってきたら、横になって体を休めましょう。

 

 

まとめ

 

食欲不振と吐き気が同時に起こる場合に考えられる原因４つを見ていきました。

 

主に、胃疾患、二日酔い、生活習慣の乱れ、つわりを挙げていきましたが、自分の場合は何が原因なのかが分かれば対策も可能となるでしょう。

 

もし痛みや他の症状が伴う場合は様子を見ることなく、病院受診することをおすすめします。

 

生活する上で食べることは当たり前ですが、それができないというのは非常に辛いことです。

 

食欲不振と吐き気を改善することで、食べられることの幸せを改めて実感できることでしょう。