食べ過ぎ?病気?子供が嘔吐をする4つの主な原因と注意点!

子供 嘔吐 原因

 

子供は体に異常が起こると何か嘔吐しやすいものです。

 

初めての育児の場合、嘔吐をするたびに病気なのではないか?と心配してしまうほどです。

 

では、子供が嘔吐をする場合、どのような原因があるのでしょうか?

 

ここでは、子供が嘔吐をする4つの主な原因と注意点について紹介してきます。

 

 

1.子供はかかりやすい「急性胃腸炎」による子供の嘔吐

 

子供 嘔吐 原因

 

子供が嘔吐をする原因として考えられるのが、「胃腸炎」です。

 

子供は嘔吐を抑えることが難しく、トイレに駆け込む前に戻してしまうことも多々あります。

 

胃腸炎はウイルス性のものがほとんどで、大人も子供も吐き気や下痢がヒドくなる傾向があります。

 

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急性ウイルス胃腸炎は体力が弱い子供のほうがかかりやすく、激しい嘔吐を引き起こします。

 

そして子供は胃腸炎を引き起こすウイルスに対する免疫が備わっていないため、治るまでに時間がかかります。

 

場合によっては高熱が出たり、嘔吐と下痢を繰り返してしまいます。

 

急性ですから2日ほどで症状は快方に向かい、一週間もすれば元気になるでしょう。

 

子供のうちは何度も胃腸炎にかかることがあるので、嘔吐をする頻度が大人より多いかもしれませんね。

 

 

2.胃腸機能が低下する「風邪」が原因の子供の嘔吐

 

子供 嘔吐 原因

 

子供は風邪をひきやすいですが、何度も風邪をひくことによって様々なウイルスに対する免疫をつけていきます。

 

大人になるにつれて免疫が強くなり風邪をひきにくくなりますので、子供が風邪をひくのはある意味仕方がないことかもしれません。

 

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子供は風邪をひくと重症化するケースが多々あります。

 

免疫機能が十分に備わっていないので、高熱を出し下痢をしやすく、同時に大人よりも嘔吐をしやすい傾向もあります。

 

それは、風邪によって胃腸の機能が低下し、消化不良を引き起こしやすいからです。

 

そして胃にモノが入ってくると異物だと勘違いして脳が吐き出すように命令を出し、嘔吐をする回数が増えてしまいます。

 

ただの風邪であっても、子供は嘔吐をしやすいので油断は禁物です。

 

 

3.「大泣き」による子供の嘔吐

 

子供 嘔吐 原因

 

子供は時々激しく泣くことがありますよすね。

 

泣いて自分の感情をわかってもらおうとするのです。

 

大人になれば自分で感情を抑えることができ、気持ちを伝える術を知っていますが、子供はまだそれができません。

 

泣いたら泣きっぱなしになってしまい、誰かが泣き止ませてくれない限りはずっと泣いていることも多いです。

 

しかし、ずっと泣き続けていると呼吸が乱れ、多くの空気を体内に取り込んでしまいます。

 

胃の活動が不活発になってしまうので、空気を吐き出すように脳が命令をするのですが、同時に胃の内容物までも吐き出してしまうのです。

 

これが子供が泣きじゃくっているときに、むせて嘔吐をしてしまう原因なのです。

 

 

4.食事後に吐くことが多い!「食べ過ぎ」による子供の嘔吐

 

子供 嘔吐 原因

 

子供は食べ過ぎると、大人以上に嘔吐してしまいます。

 

まだ胃も小さく、大量に食べてしまうと消化活動が追いつかないため、簡単に消化不良を起こして吐き気を伴います。

 

子供は食べ過ぎという感覚が自分で判断がつかず、知らない間に多く摂りすぎていることがあります。

 

子供が食事後に嘔吐をするケースは、食べ過ぎが原因であることも多いので、親御さんが食事量などに気を付けてあげてくださいね。

 

 

まとめ

 

子供が嘔吐をする主な原因について見ていきました。

 

胃腸炎や風邪による嘔吐は子供にはよく見られますので、脱水症状にだけは気を付けてこまめな水分補給を心がけてください。

 

大泣きや食べ過ぎによる嘔吐は、病的なものではないので落ち着いたらすぐ快方に向かうでしょう。

 

成長するにつれ嘔吐の回数は減りますが、子供のときは我慢ができないのですぐに嘔吐をしてしまいます。

 

体の機能が未熟なため仕方がない部分もありますので、頻繁に嘔吐をしたとしても冷静に対処しましょう。

 

もし嘔吐物に血が混じったり、色がおかしい場合、胆汁や胃液が出るようでしたらすぐに小児科や内科を受診してください。