食欲がない!ストレスが原因で食欲不振になる3つの症状と改善法!

ストレス 食欲不振

 

現代社会ではストレスを抱えずに生きてくのは、とても難しい環境になりました。

 

誰もが何かしらの悩みを抱えており、時には塞ぎこんでしまうほどの難局を迎えている人も少なくはありません。

 

体に負担をかけるストレスは食欲不振とも繋がりを持つようになります。

 

ストレスと食欲不振の関係とはいったいどのようなものなのでしょうか?

 

ここでは、ストレスが原因で食欲不振になる3つの症状と改善法について紹介してきます。

 

 

1.精神的ストレスで起こる胃の症状は?

 

ストレス 食欲不振

 

ストレスによって食欲不振になる原因の一つに、「胃腸の不和」が挙げられます。

 

胃腸という臓器は食物を消化して吸収する重要な役割を持っており、生命を維持していく上で欠かすことはできません。

 

しかし胃腸は外部からの刺激にとても弱く、その代表として最も大きいものがストレスです。

 

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胃腸が精神的なストレスを受けると、脳は食物が入っていないのに胃酸を多く分泌させるように促します。

 

胃酸はとても強力なので内部の粘膜を溶かしてしまいます。

 

内部の粘膜が溶けるので、当然ながら激しい痛みに襲われます。

 

これが胃炎胃潰瘍と診断されるもので、ストレスによって生じる代表的な症状となります。

 

胃の内部が炎症を起こしているわけですから、当然食欲不振になります。

 

 

2.ストレスで起こる十二指腸潰瘍の症状は?

 

ストレス 食欲不振

 

ストレスは胃だけでなく、腸にも影響を及ぼします。

 

腸もストレスによって生じた強力な胃酸や消化酵素によって、内部の粘膜部分が溶けて炎症を引き起こし十二指腸潰瘍になるのです。

 

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仕事によるストレスや、受験勉強、就職活動における面接など、極度のストレスを体内が受けると十二指腸はすぐにやられてしまいます。

 

胸やけや腹痛、吐き気などの症状によって食欲不振になってしまうのです。

 

 

3.ストレスが原因で起こる自律神経失調症とは?

 

ストレス 食欲不振

 

ストレスを受けると、胃腸が荒れて食欲不振になってしまうケースが多いですが、それ以外の症状も見られます。

 

ストレスは自律神経も乱れさせます。

 

自律神経は体が活発な時期は交感神経が、寝る前などのリラックスモードのときには副交感神経が優位に動いて活動にメリハリをつけていますが、外部からの刺激や環境の変化、生活習慣の悪化等で簡単に崩れてしまいます。

 

ストレスは自律神経を崩しやすく、精神的なストレスが強くかかる日常を繰り返していると乱れやすくなるでしょう。

 

 

自律神経の乱れで食欲不振になることも!

 

ストレス 食欲不振

 

自律神経が乱れてしまうと、寝る前なのに交感神経が優位になってしまい簡単に寝付けなくなります。

 

すると消化吸収の働きが弱くなるので空腹を感じなくなっていきます。

 

「いつも食事を摂る時間帯なのに、なぜか食欲が沸かない。」という症状は明らかに自律神経が乱れているからであり、その原因のひとつにストレスが関係しているといえます。

 

 

自分なりのストレス解消法を見つけておこう!

 

ストレス 食欲不振

 

食欲不振を改善するためには、自分に合ったストレス発散法が大切です。

 

ストレスの発散法は人それぞれで何をすれば絶対に効果があるとは言えません。

 

精神的な部分が関係してくるので、自分が「楽しい」「気持ちいい」「リラックスできた」と感じるものであれば良いのです。

 

テニス、海水浴、温泉、友達とお喋り、家で引きこもってゲーム・・・など人によってストレス発散法は違いますからね。

 

「ストレスが溜まっているな。」と感じたら、無理をしないことが食欲不振を解消することにも繋がります。

 

 

まとめ

 

ストレスと食欲不振が関係している理由について紹介しました。

 

ストレスによって胃や十二指腸などのデリケートな臓器は影響を受けやすく食欲不振になりやすい のです。

 

また、食欲不振だけでなく胃炎や潰瘍などの病気を引き起こしかねないので注意が必要です。

 

更にストレスは自律神経のバランスにも影響し、不眠や食欲不振など日常生活に支障をきたすこともあります。

 

現代はストレス社会ですから、自分に合った発散法を知っておくことが健康的な生活を送る上でも欠かせません。

 

時にはハメを外し、心から楽しめるストレス発散法を見つけられるといいですね。