いつから食べられる?嘔吐下痢症の後にオススメの食事3つと注意点!
子供や大人関係なく重い症状がある「嘔吐下痢症」。
発症後から数日は日常生活がままならず、ほとんどはトイレで過ごしてしまう場合もあるほどです。
では、嘔吐下痢症で苦しんでいるときは、どのような食事をすれば良いのでしょうか?
ここでは、嘔吐下痢症の後にオススメの食事3つと注意点について紹介してきます。
嘔吐下痢症の水分補給の仕方に注意!
嘔吐下痢症で苦しんでいるときは、胃腸がかなり弱っています。
ウイルスや細菌が原因であり、胃腸がダメージを請けているため激しい嘔吐や下痢が発生しているのです。
当然、弱っている胃腸に負担をかけるような固形の食事は控えるべきです。
健康な時は胃腸がしっかり働いているので、消化をしているかどうかなんてあまり気になりませんよね。
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普段、胃腸はかなりのエネルギーを使って固形の食物を溶かし、小腸で吸収しています。
私たちは無意識ですが、胃腸は活発に動いているのです。
そのため胃腸が弱っている嘔吐下痢症のときは、無理に固形を摂取するのではなく、経口補水液やイオン飲料を少量ずつ飲むようにしましょう。
ここで大切なのは「少量補給」という点です。
嘔吐下痢症のときは、水分を多く失われるので水分補給が欠かせません。
だからといって一気に多く飲んでしまうと、逆に嘔吐の回数が増えてしまうので少量ずつ飲むようにしましょう。
1.「おかゆ」・・・嘔吐下痢症の回復期におすすめの食事
嘔吐下痢症は症状がヒドいときもそうですが、病後の回復期も大事をとる必要があります。
嘔吐下痢症が少し治まってきた頃の食事にも十分に気を付けてください。
病後の食事で大切なのは、「温かく、喉通りの良いもの」を選ぶことです。
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嘔吐下痢症によって体温が奪われ寒気がすることが多いため、病後の回復期にはできるだけ温かいものを摂取しましょう。
体温が低いままだと免疫機能が弱まり、別の病気にかかりやすくなります。
温かくて喉通りがよい食事の代表として「おかゆ」がオススメです。
古くからおかゆは病気のときに最適と言われますが、胃腸が弱っているときはとても重宝します。
2.「うどん」・・・嘔吐下痢症のあと食欲が戻ったとき
嘔吐下痢症の症状が落ち着き、食欲が戻ってきたらおかゆ以外を食べてもいいでしょう。
オススメは「うどん」ですが、卵を入れると滋養にもいいので病後の体には最適です。
注意としては生卵は消化が悪く、サルモネラ菌も懸念されるので嘔吐下痢症のあとはできるだけ避けてください。
免疫力が落ちているときは、加熱したものを食べるように心がけると、別の病気にかかるリスクを減らせます。
3.オススメの果物と避けたい果物
あまり知られていませんが、嘔吐下痢症の後は「果物」も良いとされています。
胃腸が回復してきたら、消化が早く胃にやさしいバナナやイチゴなどはおススメです。
胃腸がまだ不安定で極端に弱っているときは、果物に含まれる消化酵素が刺激になる場合があります。
病後すぐに食べたいときは、加熱済みのフルーツを摂取するのが良いです。
無難なのは桃の缶詰でしょうか。
反対に酸味のある果物は、胃に刺激を与えるので嘔吐しやすくなります。
みかんやレモン、パインアップル、梨、キウイなどは避けるようにしてください。
まとめ
嘔吐下痢症の食事について見ていきました。
症状が出て苦しいときは無理に固形の食事はせずに、こまめに水分補給をして安静にしていましょう。
胃腸がダメージを受けているので数日は同じ症状が続く場合があります。
嘔吐で体の塩分が抜けてしまうのでイオン飲料などを少しずつ飲み、症状が落ち着いてきたら柔らかめのおかゆを食べるようにしましょう。
おかゆで異常がなければ、うどんやバナナもオススメです。
病後は胃腸にあまり刺激を与えないようなメニューを選んで栄養補給をしていきましょう。
引き続き、「食欲不振・嘔吐」を紹介していきます↓
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