猫が食欲不振になる原因4つと対処法をチェック!意外な要因も!

猫 食欲不振

 

近年のペットブームにより猫を飼育している家庭も多いことでしょう。

 

家族の一員として可愛いがられ、猫好きの人ならずっと眺めていても飽きないでしょうね。

 

そんな愛猫が食欲不振になってしまったら「何か重大な病気かも?」と心配になりますよね。

 

では猫が食欲不振になってしまった場合は何が原因なのでしょうか?

 

ここでは、猫が食欲不振になる原因4つと対処法について紹介してきます。

 

 

1.「脳へのダメージ」による食欲不振・・・猫が頭を強打するケースとは?

 

猫 食欲不振

 

猫が食欲不振になったら飼い主さんとしては心配で仕方ありませんよね。

 

原因として考えられるのは、まず「腹内側視床下部損傷」です。

 

視床下部が外部からの衝撃によって傷付くことで生じ、食欲不振だけでなく手の震えや嘔吐などが見られる場合もあります。

 

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原因は、高い所からの着地の失敗などです。

 

猫は高いところが好きですが、飛び降りる際に失敗して頭から落ちてしまう場合もあるのです。

 

自由奔放なので飼い主が見ていないときに頭を打っているケースがあり、この損傷を受ける猫は多いようです。

 

頭に傷がないかをチェックしたり、猫の様子をじっくりと観察してみましょう。

 

頭を触って痛がるなどの仕草をしたら、念のため病院へ連れて行きましょう。

 

 

2.猫は舌が敏感!「ネオフォピア」による食欲不振

 

猫 食欲不振

 

猫は生後6ヶ月までに与えたエサしか、その後になっても食べないと言われます。

 

猫はそれだけ舌が敏感であり、新しいものにかなり敏感になるのです。

 

この現象を「ネオフォピア」と呼んでいます。

 

もし子猫の間に色々なエサを与えていたならば、成猫になった後でも多食になってくれるようです。

 

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ところが子猫のときに同じキャットフードばかりを与えていたならば、成猫になってから違うキャットフードを与えても食べてくれない場合があるようです。

 

キャットフードを変えてから食欲不振になったかどうかを確認してみてください。

 

パッケージが同じでも、原材料が変わってしまったために食べないことがありますのでよく見てみましょう。

 

 

3.エサに飽きて食欲不振になることも!

 

猫 食欲不振

 

目立つほどの食欲不振ではなく、なんとなく食べる量が減ったような気がする・・・。

 

そのようなときは単にエサに飽きている場合があります。

 

猫には同じエサを与え続けるのが好ましいと一般的には言われていますが、猫にも個性がありますので全てに当てはまるわけではありません。

 

子猫時代に数種類のエサを与えていた場合によく見られる変化であり、成猫になって同じ種類ばかりを与えていると飽きてくる傾向があります。

 

猫がどんなエサを気に入るのかを知るために、「お試しパック」のような種類が色々と混じっている小袋タイプから選んで与えてみてください。

 

 

4.過度な「ストレス」による食欲不振

 

猫 食欲不振

 

家猫は外に出るだけで強いストレスを受けます。

 

そして猫にとって病院は本能的に嫌いな場所であり、注射などをされなくても、そこに行ったというだけでストレスを感じ食欲不振になるケースがあります。

 

敏感な猫はゲージに入れられるだけで雰囲気を察するようです。

 

普段以上に暴れるなど極度に怯える様子があると、食欲不振になってしまうこともあります。

 

慣れてくれれば良いのですが、猫と病院は相性が悪いようで簡単には慣れてくれません。

 

この場合の食欲不振は数日程度で改善できますので様子を見てあげてください。

 

 

まとめ

 

猫が食欲不振になった原因について見ていきました。

 

食べてくれないのはかなり心配ですよね。

 

ここで紹介した4つの例は、代表的なほんの一部の要因に過ぎません。

 

猫は高所から落ちても大丈夫というイメージがありますが、着地に失敗して頭を打って食欲がなくなる場合もあります。

 

また、繊細で敏感な性格なため、エサに対するこだわりや苦手な場所など、ストレスに弱い面もあります。

 

一過性で終わればいいのですが、心配になるほどの食欲不振や異常が見られた場合は早めに病院へ行くようにしましょう。