食べ過ぎで嘔吐するメカニズムと対処法!食べ過ぎ以外で吐く原因は?

食べ過ぎ 吐く 嘔吐

 

行事やイベントなどでは、つい「食べ過ぎてしまった!」ということがありますよね。

 

食事会や、知人が料理をごちそうしてくれたときなどは、無理してでも食べないと申し訳なくてどんどん食べてしまいます。

 

食べ過ぎると、吐き気や胸焼けを起こし嘔吐してしまうこともありますよね。
食べ過ぎで吐くというのは、少し残念な気持ちがするものです。

 

どうして食べ過ぎると吐いてしまうのでしょうか?嘔吐の対処法はあるのでしょうか。

 

ここでは、食べ過ぎで嘔吐するメカニズムと対処法について紹介してきます。

 

 

食べ過ぎは消化不良を起こし嘔吐の原因に!

 

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胃の働きは主に小腸が消化しやすいように食べ物を溶かす役割をします。

 

強力な胃酸を分泌して溶かした食べ物を小腸へ送るという一連の動きは、「ぜん動運動」と呼ばれています。

 

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胃は食べ物が入っていれば消化をおこないますが、食べ過ぎるとぜん動運動が追い付きません。

 

すると胃に食べ物が長くとどまることになり、消化不良を引き起こします。

 

胃に異物が入っているような違和感を感じたり、胸焼けや吐き気が生じるのは消化不良を引き起こしている証拠です。

 

 

食べ過ぎによる吐き気改善に飲む薬は?

 

食べ過ぎ 吐く 嘔吐

 

食べ過ぎで吐くのは、消化不良を引き起こしている胃から内容物を吐き出すように脳が指令を出しているからです。

 

消化されていない内容物は嘔吐によって排出されます。

 

これも人体が持つ生命維持反応なのです。

 

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もちろん病気ではないので、食べ過ぎで嘔吐をした後はとてもスッキリします。

 

もし食べ過ぎで気持ちの悪さが残るのであれば胃薬に頼る方法もあります。

 

通常は安静にしていれば嘔吐感は落ち着いてくるのですが、体調によっては改善しないこともあります。

 

薬に頼りたくない人もいるでしょうが、整腸剤は消化不良を解消する薬なので食べ過ぎたときは服用するのもいいでしょう。

 

 

食べ過ぎで嘔吐・・・薬を飲めばすぐ食べていいの?

 

食べ過ぎ 吐く 嘔吐

 

薬を使うと、不快感が嘘のように消えていきます。

 

しかし薬によって落ち着いているだけなので、胃腸が弱った状態であることに変わりはありません。

 

それなのに、刺激のある食べ物や暴飲暴食をしてしまうと、余計に消化不良が悪化し、吐き気などが長続きしてしまう恐れがあります。

 

薬を服用している段階では、脂っぽいものなどは避けて胃に負担をかけない食生活を送りましょう。

 

 

食べ過ぎていないのに吐き気や嘔吐がある場合は?

 

食べ過ぎ 吐く 嘔吐

 

食べ過ぎによって吐くという状態は、そもそも胃の動きが悪くなっていることもあります。

 

精神的なストレスによって、胃壁に穴があいている状態の場合は胃腸炎で働きが鈍くなってしまうのです。

 

胃腸炎は食べ過ぎなくても消化不良を引き起こし、胃もたれや不快感などを感じてしまいます。

 

胃はストレスにとても弱いです。

 

食べ過ぎてもいないのに嘔吐をしてしまうときは、日常生活を見直しストレス解消法を見つけましょう。

 

 

まとめ

 

食べ過ぎで嘔吐をしてしまう原因と解消法について紹介しました。

 

胃の調子が悪い状態ですと、食べ合わせなどによっても吐き気をもよおす場合があります。

 

食べ過ぎると胃腸に負担がかかるとわかっていても、食欲に負けてついたくさん食べてしまうという方も多いですよね。

 

適量を心がければ消化不良も起こしませんし、胃もたれや胃痛、吐き気や嘔吐に苦しむこともありません。

 

もし食べ過ぎてしまったときは胃薬や整腸剤を活用しましょう。

 

胃に負担がかかる生活を改善し、対処法をおこなっても胃腸の調子が悪いときはストレスや他の病気も考えられます。

 

場合に応じて病院受診することも視野にいれておいたほうがいいでしょう。