咳が酷くて嘔吐する原因は?咳喘息の特徴と予防法について!
風邪や外気が乾燥していると、咳が出ますよね。
咳はウイルスや細菌が体内へ入らないようする体の防衛機能です。
しかし咳をしすぎて嘔吐をしてしまう場合、病気を抱えているおそれもあります。
咳をしすぎて嘔吐をしてしまう原因について考えてみましょう。
ここでは、咳が酷くて嘔吐する原因と予防法について紹介してきます。
咳から嘔吐する原因・・・「咳喘息」の症状は?
ヒドい咳から嘔吐をする場合は、「咳喘息」が考えられます。
日中は症状が落ち着くのですが、夜になると寝ている間に激しい咳が何度も続いたり、息をするのが難しくなることもあります。
過呼吸のように「呼吸困難になって死んでしまうのではないか。」と思うほど苦しくてツラい咳が続きます。
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個人差がありますが、咳が続くと気道付近が痙攣をおこし、胃の内容物が外に出て嘔吐をしてしまうことがあります。
咳喘息になると強烈な咳が続くため嘔吐をしてしまい、「大変な病気になったのではないか?!」と不安になってしまいますよね。
咳喘息はアレルギー体質の人はかかりやすい?
咳喘息はヒドい咳から嘔吐をする場合がありますが、何が原因で発症するのでしょうか?
原因は色々ありますが、アレルギー体質の人はかかりやすい傾向にあるようです。
花粉症も含め、ほこりやダニなどのアレルギーを持っている人は咳喘息にかかりやすくなります。
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また喫煙、飲酒、ハウスダスト、ストレスなども、咳喘息を患わせる一因がありますので十分に注意しましょう。
人間は生まれた場所の環境に適応するように、体が作られているようです。
例えば、乾燥気味な場所で育った人は、湿気の多い地域では体調不良になりやすく、外部からのストレスを感じることになります。
そこに風邪が合わさると、咳喘息になってしまうことは十分に考えられます。
咳喘息の特徴は?通常の喘息との違いは?
咳喘息は風邪を引いたあとに引き起こされることが多いと報告されています。
熱は下がっているのに、咳だけがいつまでも1か月ほども続いているようなら、咳喘息を疑ってみましょう。
通常の喘息のように、息を吸うたびに「ひゅーひゅー」と音がすることも、呼吸困難などもせず、発熱や痰が出るということもありません。
つまり通常の喘息に比べれば症状は穏やかであり、咳だけが続くという症状です。
咳喘息は男性よりも女性に多くみられ、再発を繰り返しやすいという特徴を持っています。
咳喘息の治療と予防!たばこの煙の害について
咳喘息の際、咳に嘔吐を伴う場合は通常の咳止めの薬は効果がありません。
病院では吸引式のステロイドを処方され、専門的な機器を使って治療を続けていきます。
定期的に病院へ行き、吸引を続けていけば症状は改善されていくでしょう。
咳喘息は治療も大切ですが、やはり予防も大事です。
予防法としては、 「たばこに注意」です。
たばこは主流煙はもちろん、副流煙が咳喘息を引き起こすおそれがあると指摘されています。
最近は分煙が進んでおり、副流煙に関しても厳しく取り締まられているため改善傾向にあるそうです。
まとめ
咳がヒドくなり、嘔吐をしてしまうときに考えられる咳喘息について紹介しました。
嘔吐をしてしまうほど咳がひどいと、かなり深刻なのではないかと不安になりますよね。
咳喘息の症状は通常の喘息よりも穏やかではありますが、咳が続くと呼吸困難になりとても辛いです。
アレルギー体質の方はかかりやすく、たばこの煙もNGですから気を付けましょう。
咳喘息は病院治療で改善されますが、予防という観点も考えるべきです。
今回紹介した対処と予防を参考にしてくださいね。
引き続き、「食欲不振・嘔吐」を紹介していきます↓
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