嘔吐後はいつから食べていいの?嘔吐後の食事の手順と控えたい食品!

嘔吐 食事

 

風邪をひいたり、体調不良によって嘔吐をすることがあります。

 

体内の異物を吐き出すためなので、自分の意思で止めることができません。

 

嘔吐をした後は、胃腸がとても敏感になっているので飲食に気を付けなければいけません。

 

では、嘔吐のあとはどのような食事を摂ればいいのでしょうか?

 

ここでは、嘔吐後の食事の手順と控えたい食品について紹介してきます。

 

 

嘔吐後の食事は何時間後ならOKなの?

 

嘔吐 食事

 

嘔吐が起こっているときは胃腸がかなり弱っている状態です。

 

このときに、固形物を体内に入れると、消化機能が低下しているため消化不良を起こします。

 

そして脳が胃に溜まった食べ物を、「異物」と判断して吐き出すように命令します。

 

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嘔吐が治まらないうちに固形物を食べてしまうと、より症状を悪化させてしまう恐れがあります。

 

嘔吐があったときは通常2時間ほどは絶食しましょう。

 

できれば飲み物も控えた方がいいでしょう。

 

嘔吐をしているときに水分を補給すると、よけいに嘔吐感が増してしまうのです。

 

しかし、嘔吐は体内の水分を出してしまうことにより脱水症状が心配です。

 

水を舐める程度にとどめておくなど様子を見ながらおこなってください。

 

 

嘔吐後の食事は水分補給から!どのぐらい飲んでいいの?

 

嘔吐 食事

 

嘔吐後の食事は固形からではなく、まず水分から摂りましょう。

 

嘔吐後2時間ほど経過して、吐き気が落ち着いているなら水分補給をしてください。

 

「もう大丈夫!」と思って、いきなり食事をすると、また嘔吐することがあります。

 

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市販されているイオン飲料や、オーエスワンなどの経口補水液などを大さじ1杯程度ずつ補給していきます。

 

嘔吐がおこらないように、だいたい20分から1時間おきぐらいに飲んでいきましょう。

 

 

嘔吐後の食事は消化の良いものを!

 

嘔吐 食事

 

嘔吐が落ち着き、水分補給をして吐き気がないようであれば、少しずつ食事を取り入れていきましょう。

 

嘔吐をすると体温が下がってくるので、温かい食事が理想です。

 

やわらかくて消化のいい「おかゆ」などがおすすめです。

 

梅干しなどを入れたいところですが、最初は何も入れずに食べましょう。

 

おかゆを食べても嘔吐しないようでしたら、3日ほどの様子を見て普通食に戻していきます。

 

胃に負担をかけるとすぐに調子が悪くなりますので、嘔吐後はゆっくりと時間をかけて調子を戻していくのが理想的な食事方法です。

 

 

嘔吐後の食事量と控えたい食品は?

 

嘔吐 食事

 

吐き気から嘔吐を伴う場合は、食事の量を減らすようにしましょう。

 

一度に多く食べてしまうと、胃に負担がかかり吐き気が悪化してしまいます。

 

通常は1日に3食ですが、嘔吐があるときは1日に2回程度にし、昼間に集中する食べ方をしてください。

 

水分が胃に入ると、吐き気が増して嘔吐しやすくなります。

 

食事中に飲み物を摂取すると、症状を悪化させることがあるので控えましょう。

 

食事の前後最低1時間はあけて飲むようにしてください。

 

また冷たくて飲み込みやすいプリン、ゼリーなども嘔吐をしているときにはおすすめです。

 

嘔吐時は乳製品、油脂肪分が多い食品は控えたほうがいいでしょう。

 

嘔吐時は健康なときに比べて胃が弱っています。

 

飲み物や食べ方に注意が必要ですね。

 

 

まとめ

 

嘔吐をしたときの食事について紹介しました。

 

嘔吐後は2時間ほど絶食し、様子を見ながら水分補給、おかゆ、普通食と戻していく手順になります。

 

嘔吐が治まったと思って、一気に食べてしまうと胃腸がびっくりして消化に負担がかかります。

 

嘔吐後は飲み物でさえ、慎重に摂るようにしなければいけないのです。

 

そして嘔吐があった場合、控えたほうがいい食品がありますので前途を参考にしてくださいね。

 

嘔吐をすると胃腸が弱っていますので、無理に食べないということが大切です。

 

もし嘔吐が断続的に続き、脱水の心配があるときはすぐに病院へ行ってください。