食欲不振はストレスや病気のせい?食欲不振の原因4つをチェック!
今まで問題なかったのに、突如として食欲不振に襲われる。こんな状態で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
食欲不振では普段の生活を満足に送れないですし、エネルギー不足で当然ながら疲れやすくなり、健康的とはいえません。
では、食欲不振はどういった原因で発生するのでしょうか?
ここでは、食欲不振の原因4つについて紹介してきます。
1.「自律神経の乱れ」で起こる食欲不振
食欲不振になる主な原因として、「自律神経の乱れ」があります。
季節の変わり目や体調不良などで、誰でも自律神経が乱れることはありますが一時的なものですぐに治ることがほとんどです。
ところが慢性的に続いてしまうと、食欲不振を初めとする様々な悪い影響があるので油断はできません。
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自律神経が乱れてしまう理由の一つに、「ストレス」が挙げられます。
ストレスは人間関係、仕事、受験などのプレッシャーからくる精神的ストレスと、音や光、同じ姿勢を強いられるなどの物理的なストレスの2つがあります。
どちらも交感神経を過剰に刺激して、食物の消化や吸収をしてくれる副交感神経の働きを鈍くさせてしまいます。
このため目の前に食べ物を出されても食欲がわかず、食欲不振へと繋がっていくのです。
2.「運動と睡眠」が関係する食欲不振
空腹は体がエネルギー不足に陥ったことを、伝えるための変化です。
エネルギー不足は生命を維持できませんので、それを必死に伝えているんですね。
ところが運動不足によって筋肉等の活動量が低下すると、栄養を補給する必要性がなくなりますので食欲も自然と沸かなくなるでしょう。
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さらに睡眠不足における不規則な生活をしていると、自律神経が乱れて胃腸が悪くなり食欲不振に陥ります。
運動不足と睡眠不足は食欲不振と大きく関係しているといえますね。
3.胃の不快感に注意!「胃腸の病気」による食欲不振
食欲不振は病気の疾患として見られることもあります。
多くは「胃腸」に関係している病気です。
代表的なのは、慢性胃炎や十二指腸潰瘍などがあります。
慢性胃炎はおよそ8割がピロリ菌に感染することで発症します。
もしくは非ステロイド系の抗炎症薬を処方するときの副作用で慢性胃炎になることもあります。
これは胃の内部の周りを覆っている粘膜が弱くなり、炎症が繰り返されることによって治りにくくなっているからです。
胃もたれや胃痛、胸やけといった諸症状が特徴であり、こうした胃の不快感は食欲不振に大きく関係してきます。
4.「胃痛」による食欲不振は病気受診が必要な場合も!
食欲不振を引き起こす疾患の十二指腸潰瘍は、ピロリ菌やストレスなどが主な原因と考えられており、胃酸や消化酵素によって十二指腸の粘膜がところどころ溶けてしまう疾患です。
食事中から食後にかけて胃付近に強い違和感を覚え、食後から数時間後には激しい痛みに襲われます。
胃酸が多く分泌し、吐き気が伴う場合も多いのですぐに病院へ行く必要があります。
当然この状態では食欲が沸きませんから、食欲不振の原因が十二指腸潰瘍であることも考えられるのです。
まとめ
食欲不振の原因は実に様々です。
多忙を極める現代人は、強いストレスと睡眠不足による自律神経の乱れや、運動不足が原因で食欲不振になるケースが増えています。
日頃の生活習慣を見直し、休日はゆっくりと休み、適度なストレス解消も必要です。
食欲不振が一時的なものであれば問題はありませんが、それが慢性的に続き、内臓にも強い違和感を感じているならば病気が関係しているかもしれません。
不安に思うと余計にストレスを感じ、症状を悪化させてしまうので病院に行くなど適切な対応を取るように心がけましょう。
引き続き、「食欲不振・嘔吐」を紹介していきます↓
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