子供が吐く主な原因と対処法!嘔吐を引き起こす脳の病気に要注意!

子供 吐く嘔吐

 

子供は体調を崩したり、病気でもないのに嘔吐をすることが多々あります。

 

親にとしては頻繁に嘔吐をする我が子を見ると「病気ではないか?」とすぐに心配してしまうものです。

 

どうして子供は吐くことが多いのでしょうか?

 

また、嘔吐をしたときにはどういった対処をすれば良いのでしょうか?

 

ここでは、子供が吐く主な原因と対処法と、嘔吐を引き起こす脳の病気について紹介してきます。

 

 

子供は風邪をひくと吐きやすいのはなぜ?

 

子供 吐く嘔吐

 

子供が吐く原因で多いのが、「風邪」によるものです。

 

子供は大人と違い、吐き気を伴うと我慢できずに簡単に吐いてしまいます。

 

子供が風邪をひくと吐きやすいのは、主に胃腸の機能が低下することが原因です。

 

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大人でも風邪をひくと食欲がなくなることがありますよね。

 

子供は胃腸機能が未発達なため、風邪によって下痢や嘔吐することがあるのです。

 

 

胃腸炎による子供の嘔吐!対処法は?

 

子供 吐く嘔吐

 

大人でもそうですが、特に急性胃腸炎の場合は嘔吐がヒドくなる傾向があります。

 

多Kは数日ほどで快方に向かいますが、中には重症化するケースもあります。

 

気持ちが悪くなり、お腹にボールが乗っているような重苦しい感じがしてきます。

 

体内の免疫機能がウイルスを退治し、或いは排出されれば症状は次第に落ち着きます。

 

ただし嘔吐や下痢が激しいので、水分や栄養補給がほとんどできません。

 

小さな子供が激しい嘔吐や下痢をした場合は、病院で点滴や注射を打ってもらうなど処置が必要になることもあるでしょう。

 

 

赤ちゃんは嘔吐しやすい!体の構造によるもの

 

子供 吐く嘔吐

 

子供は風邪や胃腸炎などの病気以外でも吐きます。

 

特に赤ちゃんの場合は、胃が未発達ということもあり、嘔吐を頻繁にしてしまいます。

 

多くはミルクを多く与えすぎているのが原因ですが、ゲップを出し切れていない場合でも起こります。

 

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いずれにしても、吐いた後に赤ちゃんの機嫌が悪くなっていなければ特に心配はないと言われています。

 

しかし、吐く回数が多ければ親としては心配になり、「赤ちゃんが病気になっているのではないか?」と不安になってしまうようです。

 

 

脳の異常が原因!子供の嘔吐が要注意サインの場合も!

 

子供 吐く嘔吐

 

子供が吐いた後、機嫌が直りすっかりと元気になっていればそれほど心配することはないでしょう。

 

要注意なのは、吐いた後でも苦しんでいたり、腹痛や頭痛を訴えるときです。

 

吐いても気持ち悪さが止まらずに、何度も吐いてしまう場合は脳に異常が起こっているかもしれません。

 

頭を打ったあとにめまいや吐き気、そして嘔吐が何度も続くなどが見られたり、ゲーゲーといった激しい嘔吐をするようであれば脳内出血などのおそれが考えられます。

 

また、髄膜炎や、脳炎という感染症の場合には嘔吐だけでなく、発熱や頭痛、腹痛から関節痛も伴います。

 

胃腸炎とはくらべものにならないほど苦しい病気なのですぐにわかります。

 

 

ひどい咳が引き起こす!喘息による子供の嘔吐

 

子供 吐く嘔吐

 

子供の嘔吐は風邪、胃腸炎、脳の異常である場合が多いのですが、喘息から嘔吐につながるケースも見られます。

 

あまり関連性がないように思いますが、喘息になると呼吸が苦しくなり、咳の回数が増加して息苦しくなります。

 

そして、咳がひどくなるにつれ気持ち悪くなって吐いてしまうのです。

 

呼吸がいつもと違ったり、「ぜーぜー」という音が息をするときに聞こえるようであれば、すぐに病院へ行きましょう。

 

 

まとめ

 

子供が頻繁に吐く原因と対処法について紹介しました。

 

子供の嘔吐の大半はそれほど気にしなくて大丈夫だと言われています。

 

風邪や胃腸炎による消火不良であったり、赤ちゃんであれば吐きやすい体の構造が主な原因です。

 

また、咳がひどかったり呼吸が乱れることでも、むせて嘔吐してしまうこともあるようです。

 

そして要注意なのは脳に異常が発生することで嘔吐する場合です。

 

嘔吐後もスッキリせずに苦しんでいたり、熱、頭痛、関節痛など異常な症状がある場合は医師の診断を受けるようにしましょう。